こんにちは、ソージュスタイリストのIWASAKIです。最近は本格的な春を感じる陽気で、日中はアウターを羽織らなくとも過ごせるようになりましたね。
さて、春といえば卒・入学式に、異動や転職など、新しい生活がスタートする季節。大切な節目をお祝いしたり、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えたり、初めましての方との関係を良好にスタートさせたり。何かときちんとした装いを求められるシーンも増える時期ですよね。
今回はソージュ代官山サロンでお伝えしている「自分らしいきちんとスタイルの作り方」をポイントを絞ってご紹介。新生活に向けて検討されている方はもちろん、既にソージュアイテムをお持ちの方も、組み合わせ方に迷ったときにぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
POINT1:ジャケットのタイプ
きちんとした印象を作るために必要なのがジャケット。襟の形や着丈など、さまざまな種類がありますが、特定のシーンだけでなく、なるべくその後も着回したいですよね。
そのため、ソージュでは、
- ジャケットの堅苦しさを軽減し、程よく女性らしい
- カーディガン感覚で気負いなく羽織れる
- 首元に装飾を施しやすく、アレンジがしやすい
この3つの魅力を備えている「ノーカラーのジャケット」をおすすめしています。
ソージュのジャケットの中でも最もベーシックな形の「ノーカラージャケット」をベースに、少し柔らかく女性らしい印象にするなら「フロントホック8分袖ジャケット」、シャープでエレガントな華やかさをプラスするなら「ロングノーカラージャケット」と、お好みやなりたい印象に合わせて提案しています。

ジャケット(左から):フロントホック8分袖ジャケット(NAVY)、ノーカラージャケット(NAVY)、ロングノーカラージャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
そして、普段は全くジャケットを羽織らないという方におすすめしているのは、セットアップ。ブラウスとボトムスを同じ生地・カラーで揃えるだけで、ジャケットがなくともきちんと感のあるスタイルを作ることができます。

ブラウス:Aラインチュニックブラウス(NAVY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
POINT2:シルエットのタイプ
次に注目いただきたいのがシルエット。比較的フォーマルな印象を作りやすいワンピースに、似たようなシルエットでも、スカートスタイルならインナー次第で幅広くアレンジすることができます。

(左)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
(右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タイトスカート(NAVY)
パンツもすっきりテーパードなのか、ゆったりワイドなのかによって、作られる印象が変わります。

(左)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
(右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:タックワイドパンツ(NAVY)
POINT3:カラーの分量を調整
さらにポイントとなるのがカラーの分量です。
基本的には、ネイビーやブラックのダークカラーを選ばれる方が多いと思いますが、もう一捻り加えたい場合は、目線に入りにくいボトムス→インナー→ジャケットの順番で明るいベーシックカラー(ライトグレーなど)を取り入れてみてください。

(左)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
(中央)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:タックワイドパンツ(L.GRAY)
(右)ジャケット:ノーカラージャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
アレンジスタイルをご紹介
今回は、ワンピース・スカート・パンツ・セットアップと、先ほどのポイントを押さえたアレンジスタイルをご紹介します。僅かな違いを見ていただきたく、シューズやバッグ、インナーのブラウスは同じアイテムを使用しました。
DRESS STYLE
まずはワンピースのベーシックスタイルです。

ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
STYLE1
ジャケットを「ロングノーカラージャケット」にチェンジし僅かにシルエットに変化を加えたスタイル。ジャケットの着丈が変わるだけで、ほんのりエレガントなスタイルになりました。

右)ジャケット:ロングノーカラージャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
STYLE2
ジャケットはネイビーのまま、ワンピースをライトグレーにチェンジ。爽やかな印象がプラスされ、春らしさを感じるスタイルに。

右)ジャケット:ロングノーカラージャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(L.GRAY)
STYLE3
今度はワンピースはネイビーのまま、ジャケットをライトグレーに。ラグランスリーブによる柔らかさも相まって、ソフトな女性らしさが加わったワンピーススタイルになりました。

右)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(L.GRAY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
STYLE4
全身ライトグレーにすると、シックなネイビーからは一変、クリーンなワンピーススタイルに。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(L.GRAY)、ワンピース:2WAYワンピース(L.GRAY)
SKIRT STYLE
さて、お次はスカートスタイルを見ていきましょう。ベーシックなスカートスタイルはこちらです。

ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タイトスカート(NAVY)
STYLE1
まずはジャケットを「フロントホック8分袖ジャケット」にチェンジ。クルーネックによる抜け感がプラスされ、ベーシックスタイルよりも軽やかな印象になりました。

右)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タイトスカート(NAVY)
STYLE2
タイトスカートをライトグレーにチェンジ。ボトムスを明るくするだけで、全身トーンアップされた印象に。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タイトスカート(L.GRAY)
STYLE3
ジャケットとスカートどちらもライトグレーにすると、入園・入学式や、人前に立つ時など、いつもより華やかさが欲しいシーンにぴったりな印象に。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タイトスカート(L.GRAY)
PANTS STYLE
お次はパンツのアレンジです。ベーシックなパンツスタイルはこちら。

ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
STYLE1
まずは、カラーはそのままボトムスのシルエットをチェンジ。ゆったりワイドパンツで程よく力が抜けたスタイルに。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:タックワイドパンツ(NAVY)
STYLE2
ジャケットを「ロングノーカラージャケット」にチェンジすると、ジャケットの裾の広がりと、すっきりセンタープレスパンツのメリハリが華やかに映るスタイルに。

右)ジャケット:ロングノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:センタープレスパンツ(NAVY)
STYLE3
ジャケットはネイビーのまま「フロントホック8分袖ジャケット」、ボトムスをライトグレーの「タックワイドパンツ」にチェンジすると、流れるドレープ感が際立った、女性らしい印象のパンツスタイルになりました。

右)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:タックワイドパンツ(L.GRAY)
STYLE4
ジャケットをライトグレーにチェンジすると、お顔周りがパッと明るく映ります。重心も上がって見え、スタイルアップ効果が期待できるスタイルに。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:センタープレスパンツ(NAVY)
STYLE5
全身ライトグレーにチェンジすると、華やかな女性らしさが備わったパンツスタイルに。

右)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(L.GRAY)
STYLE6
さらにジャケットをロング丈に、パンツをワイドにチェンジすると、よりエレガントさが増した大人なパンツスタイルになりしました。

右)ジャケット:ロングノーカラージャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、スカート:タックワイドパンツ(L.GRAY)
SET UP STYLE
セットアップスタイルも、これまでと同様、シルエット→カラーの順で変えてみました。ベーシックスタイルはこちら。

ブラウス:Aラインチュニックブラウス(NAVY)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
STYLE1
パンツをワイドパンツにチェンジ。ゆったりしたシルエットになり、リラクシーなムードが漂うスタイルに。

右)ブラウス:Aラインチュニックブラウス(NAVY)、パンツ:タックワイドパンツ(NAVY)
STYLE2
パンツのシルエットはそのまま、ライトグレーにチェンジ。より軽やかな印象になりました。

右)ブラウス:Aラインチュニックブラウス(L.GRAY)、パンツ:センタープレスパンツ(L.GRAY)
セットアップにおすすめのブラウスは他にもあるので、ぜひお好みのブラウスを選んでみてください。
エスダブルクロスシリーズのブラウスはこちら
もっとアレンジをするならカラーアイテムを味方に
最後に、カラーアイテムを使ったアレンジもご紹介。
グリーンやブルーなど、華やかなカラーを使う場合はジャケット、ボトムスともにネイビーで仕上げていただくと、程よくアクセントの効いたスタイルに。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GREEN)、パンツ:センタープレスパンツ(NAVY)
また、ボトムスにカラーアイテムを合わせていただくのもおすすめです。ほんのり落ち着いたトーンが上品なライラックなパンツを合わせて。
この時もジャケットはネイビーにすることで、シーンに馴染むきちんと感をキープすることができます。

右)ジャケット:ノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(GRAY)、パンツ:タックパンツ(LILAC)
自由度の高いシーンであれば、思い切って明るい色同士を組み合わせていただくのもおすすめです。
まろやかなホワイトのジャケットとブラウスに、優しいキャメルのワイドパンツを合わせて。色が十分華やかなので、小物やシューズはブラックでシンプルに。

ジャケット:ノーカラージャケット(WHITE)、ブラウス:ショートスリーブコクーンブラウス(WHITE)、パンツ:サイドタックワイドパンツ(CAMEL)
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いかがでしたか。ぜひお好みのアイテムを合わせて、自分らしい装いを楽しんでいただければ幸いです。
SOÉJU POP UP STORE @日本橋髙島屋S.C. 新館5F
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■出店場所
日本橋高島屋S.C.新館 5階
■開催期間
2023年3月9日(木)~2023年3月22日(水)
■営業時間
10:30~20:00
※スタイリング使用アイテムは現在販売終了している可能性がございます